ハラスメントという言葉

タレントの武井壮さんがTwitterで、「ハラスメントという言葉をやめよう」と訴えかけたというニュースを目にしました。
「簡単に言葉で片付けて糾弾するより、人と人の温かいつながりを大事にしよう」というような主張でしたが、わたしはなんとなく綺麗事に感じてしまいました。
たとえばセクハラだったら、彼氏にされても笑って許せることでも、仕事上の付き合いをしているだけの会社の人にされたら我慢できないということもあります。
わたしも経験がありますが、相手がもし上司なら、事態はパワハラの色をも帯びてきます。
そうした不愉快をハラスメントを受けた方が我慢しなければ人の輪とやらが成り立たない社会は、不健全だと思うのです。
温かい人のつながりとは、自分の意図によらず相手に不快を与えていないかをお互いに注意し合える人間関係を言うのではないでしょうか。
いたずらに糾弾するのもよくはありませんが、言葉狩りをしたところで何かが解決するわけではなく、この主張は的外れもいいところではないかと思ったのですが、Twitter上での反応は上々だったようで…。
なんだか、わたし一人が悪いことを言おうとしているような気持ちになってしまいました。